ビジネスで言語化できない人のためのトレーニング方法10選

売上コミット
コンサルタント
とみたつづみ

この章では次の内容をまとめています。　

・ビジネスにおける言語化とは

・言語化のトレーニング方法

・言語化スキルを高めるべき理由

自分の考えを上手く言語化できずにお悩みの方が知っておくべきことを全てまとめました。

ビジネスにおける言語化とは

起業家にとって言語化は「お客様が求めていることを伝わりやすく伝えるためのもの」です。

特に次の３つを言語化することが大事です。

• どんな人の役に立てるのか
• どんな実績があるのか
• どんな人がどうなれるのか

これを見込み客にしっかり伝えることができれば「ほしい！」「やりたい！」となって売上アップに繋がります。

もちろん、その他にも

• ブログやSNSでファンを増やせる
• 人を惹きつけるライブ配信ができるようになる
• 申込みが殺到するLPを作れる

といったメリットもあります。

うまく言語化できない人のトレーニング方法10選

この章では上手く思考を言語化できない人にやってほしいトレーニングをご紹介します。

①読み手がよく使う表現を用いる
②難しい専門用語を使わない
③言語化が上手な人の文章を読む
④情報の全てを伝えようとしない
⑤思いついたことをまずは全て書き出す
⑥相手に伝わりやすい文章の型を使う
⑦毎日のように発信する
⑧制限時間を設けて文章を書く
⑨読み手がどう思うか気にしない
⑩他の人からフィードバックをもらう

見込み客がよく使う表現を用いる

あなたのビジネスについて語るとき、見込み客がよく使う表現を取り入れながら話しましょう。

「これって私のことだ！」「今まさに思ってたことじゃん！」と自分ごとに感じて、もっとあなたのことについて知りたくなるからです。

起業家が発信するときはつい自分視点で語りがちですが、お客様目線で書くように毎回意識しましょう。

難しい専門用語を使わない

普通の人は知らないような専門用語を使わないようにしましょう。

意味が理解できず、見込み客がそのまま離脱する可能性があるからです。

専門用語は誰でも分かるような言い回しに変えましょう。

専門用語を中学生でも分かるような言い回しに変えることを繰り返すことで、「分かりやすく伝える力」が伸びます。

言語化が上手な人の文章を読む

言語化スキルを鍛えたいなら、言語化が上手な人の文章を読みましょう。

特に、自分と同じ分野で活動している起業家の中で言語化能力が高い人がいれば非常に参考になるはずです。

「これは良い表現だな」「自分ならこんな言い回しは想像つかなかったな」と、良い言葉があればメモするのもおすすめです。

それを自分の発信に落とし込むことを繰り返すことで、だんだん力がついていきます。

情報の全てを伝えようとしない

相手に何かを伝えるとき、情報の全てを伝えようとするのをやめましょう。

情報は全て伝えれば良いというわけではないからです。

ではどうしたら良いかというと、必要な情報だけを抜き出して、できるだけ簡潔な言葉で伝えることを目指しましょう。

何もかも伝えようとすると、相手は受け取る情報量が多すぎて混乱し、結局何が言いたかったのか分からなくなることも。

一方で、簡潔にポイントを話せば、とても分かりやすく、頭にスッと入ります。

思いついたことをまずは全て書き出す

言いたいことはあるけれど上手くまとまらないときは、頭に浮かぶことをとにかく書き出しましょう。

頭で考えていたことを書き起こし、文字として見ると、「これは絶対に必要」「これは言わなくても問題ないな」と冷静に情報の取捨選択ができるようになります。

その後、改めてどう伝えるか考えましょう。

相手に伝わりやすい文章の型を使う

文章を書くときの「型」に沿って書けばすぐに伝わりやすい文章が完成します。

型の種類はたくさんあります。

例えば、起業家がブログを書くときは

• 「こんなことで悩んでいませんか？」とよくある悩みを取り上げる
• 自分がそれに悩んでいた過去を語る
• 悩みの解決策を提示する
• 解決策の詳しいやり方を説明する
• まとめ

このような流れで書くと、その悩みを抱えている見込み客の目に留まります。

毎日のように発信する

言語化スキルを高めるには思考をアウトプットする機会をたくさん作ることが大事です。

そこで、ブログやSNSを毎日発信し、文章を書くトレーニングを積みましょう。

制限時間を設けて文章を書く

言語化能力が高い人は適切な言葉をパッと口に出す「瞬発力」に長けています。

この力を鍛えるには文章を書くときに制限時間を設けるのがおすすめです。

限られた時間の中で言葉をアウトプットするトレーニングを積み重ねれば、スッとうまく言語化できるようになります。

読み手がどう思うか気にしない

起業家が発信するとき、「こんなこと書いたら炎上するかな」「アンチコメントが来るかな」と読み手がどう思うかを気にしがちです。

しかし、このように「相手がどう思うか」を考えてしまうと、表現の幅が狭まってしまい、考えを的確に伝えることができなくなってしまします。

そこで、自分で自分に制限をかけずに考えを正直に話しましょう。

思っていることをはっきり伝える人の言葉には説得力があるので、ファンが増えるきっかけにもなりますよ。

他の人からフィードバックをもらう

言語化が得意になりたいなら、他の人からフィードバックをもらうのも効果的です。

他の人にチェックしてもらうことで、自分では気づかなかった癖や直すべきポイントが分かるからです。

これらを改善することで、どんどん表現力が磨かれていきます。

起業家の場合、ブログ、セミナーの告知文、セールスの台本などを一度誰かに読んでもらい、アドバイスをもらうとより良いものができるはずです。

私も受講生さんのブログを添削したり、セールスのアドバイスをしたりと、日々「伝わるように伝わる方法」を教えています。

起業家が言語化スキルを高めるべき理由５つ

この章では起業家が自分の考えや思考を伝える力をつけるべき理由をご紹介します。

①見込み客の心を動かせる
②オンラインでもコミュニケーションを取れる
③商品の価値を適切に伝えられる
④分かりやすい資料を作れる
⑤考える時間を短縮できる

見込み客の心を動かせる

言語化能力の高い起業家は言葉を通して見込み客の心を動かすことができます。

例えば

• 私はあなたの力になれます
• やりがちな「〇〇」という方法は逆に悩みを悪化させます
• 私も過去に同じことに悩んでこんな気持ちになりました

といったことを日々の発信の中でうまく伝えられれば、「この人なら私の悩みを解決できるかも」「サービスを受けてみたい」と感じ、購買意欲を湧かせられます。

オンラインでもコミュニケーションを取れる

近年、完全オンラインでサービスを提供する起業家が増えました。

オンライン化にはたくさんのメリットがあります。

その反面、実際に会わないだけに、自分がどんな人かを伝えにくいのはデメリットです。

しかし、言語化スキルが高いと、あなたの魅力や気持ちが言葉だけでしっかりと相手に伝わり、一度も会わなくても信頼してもらえます。

商品の価値を適切に伝えられる

商品やサービスの価値を適切に伝えられると、魅力を感じて「買いたい！」と思ってもらえます。

反対に、どんなに良い商品を持っていても、価値が伝わらなければ誰にも買ってもらえません。

分かりやすい資料を作れる

• セミナー資料
• セールスで使うスライド
• LP

などの資料を作る際にも言語化スキルは役立ちます。

考える時間を短縮できる

言いたいことをスラスラと表現できるようになると「何て言おう・・・」と考える時間が短くなります。

ブログ記事を１つを書くのに何時間もかかる起業家も少なくない中でサッと書けるようになれば、浮いた時間を他の施策に使えるので、ライバルとの差はどんどん開きます。

まとめ

言語化スキルを高め、見込み客が求めていることを伝わりやすく伝えられるようになると、集客がしやすくなりますし、セールスの成約率も上がります。

上手く考えや思考を言葉にできない人も、トレーニングをすれば今からでも言語化できるようになります。今回ご紹介したトレーニング法をどんどん実践してくださいね。

①読み手がよく使う表現を用いる
②難しい専門用語を使わない
③言語化が上手な人の文章を読む
④情報の全てを伝えようとしない
⑤思いついたことをまずは全て書き出す
⑥相手に伝わりやすい文章の型を使う
⑦毎日のように発信する
⑧制限時間を設けて文章を書く
⑨読み手がどう思うか気にしない
⑩他の人からフィードバックをもらう

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売上コミットアカデミーとみたつづみ

売上コミットアカデミー（UCA)運営/主宰の株式会社つづみプロジェクト代表取締役 とみたつづみです。

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